夏13連覇に挑む聖光学院の清水正義主将(3年)が、精神面の強さを増して、巻き返しを誓った。

今春は県北支部決勝で福島商に1-6で敗れ、県内の連勝が49でストップ。県大会2回戦でも東日本国際大昌平に2-6で完敗し、東北大会切符も逃した。「負けから自分たちの気持ちの甘さを気づかせてもらえた。追求する時間をいただき、まだまだ成長段階だが、上がってはきている」。戦後史上最長の連続甲子園記録更新を重圧に感じることもあったが「今は『1連覇』という言葉を掲げています」と考え方も変えた。

初戦の2回戦では二本松工との対戦が決定。春は故障で登板できなかったエース左腕・須藤翔(3年)も復帰。「目標は日本一。甲子園は通過点。その中で1試合1試合、気持ちを強く」と同主将。夏の王座は譲らない。