羽黒は2点を追う9回裏2死二塁。最終打者のエース篠田怜汰(3年)が右飛に倒れ、連覇の夢が消えた。

6番打者として5回裏先頭で意地の同点本塁打を放ったが、9回表は3四死球がらみで押し出し点を献上。最速137キロにとどまり、昨夏マークした140台の速球は影をひそめた。

2本塁打を許し「攻めにいったので相手が上だった。球速を戻して上でやりたい」と卒業後の雪辱を誓った。