大船渡・佐々木朗希投手(3年)の160キロを、ヤンキースのアレックス・サンダーランド・スカウトが視察した。「球団の規定で選手についてのコメントはできない」とし、自己計測した球速も「言えません」としながら「速かった」と日本語で笑った。佐々木の国内プロ志望は認知しているものの「いい選手がいれば、そのプレーを確認するのが私の仕事」と盛岡まで駆けつけた。

NPBは6球団が視察。西武前田チーフスカウトが「順調ですね。将来は日本のエースですよ」と話せば、巨人武田チーフスカウトも「良すぎて、言葉が見当たらない」と笑い「将来、日本球界を背負って立つのでは」とコメントした。阪神畑山統括スカウトは「1番の評価。もっと(ギアを)上げた投球も見てみたい」と期待した。