<見どころ>

【第1試合(8:00)明石商(兵庫)-八戸学院光星(青森)】

センバツ4強の明石商が春夏連続の準決勝進出となるか、八戸学院光星が光星学院時代に準優勝した12年夏以来7年ぶりの4強入りか。

明石商は長打あり小技ありの多彩な攻撃で、宇部鴻城と延長戦になった3回戦を制した。初戦で決勝打を放った主将の3番重宮涼内野手(3年)は3回戦で反撃のソロアーチ。8回に1死三塁からのエンドランで同点とし、延長10回のスクイズでサヨナラ勝ちを飾った。3回戦は3年生左腕の杉戸理斗投手が10回完投。2年生エースの149キロ右腕中森俊介投手が中6日で準々決勝を迎える。兵庫県勢の夏140勝目もかかる。

八戸学院光星も3回戦は激戦をサヨナラ勝ち。プロ注目の武岡龍世内野手(3年)をトップバッターに据える打線は初戦から11安打→18安打→14安打と3試合連続2ケタ安打。得点も3試合で26と威力を発揮している。下山昂大内野手(3年)は開幕戦で令和甲子園1号となる満塁弾を決め、海星戦ではサヨナラ打の活躍。継投でつないでいく投手陣を打線がどれだけカバーできるか。

両校は昨夏の1回戦で対戦。八戸学院光星9-8明石商だった。