張本勲氏が18日、TBS系テレビ「サンデーモーニング」に出演し、星稜・奥川恭伸投手(3年)に「すごいピッチャーが出てきた」と絶賛した。

今秋のドラフト会議で1位指名が確実な奥川が、17日3回戦の智弁和歌山戦で14回を1失点(自責0)の完投。足をつりながらも154キロを連発して165球を投げ抜き、江川卓(作新学院)に並ぶ歴代2位の23奪三振。星稜が24年ぶり8強進出した。

張本氏は「各界、スポーツ界、出るんだね。すごいピッチャーが出てきたね。しなやかで、腕は触れるし、(身長)183センチでしょ。速球は角度があるし、スライダーがいいよ。昨日見てて思ったんですが、昔の大投手、西鉄の稲尾さんのスライダーによく似ている。早くて落ちる。プロで通用するんじゃないの」と話した。