石川県勢初の優勝を狙う星稜は、大会NO・1投手の奥川恭伸投手(3年)が中2日で先発マウンドに上がる。

17日の3回戦・智弁和歌山戦で延長14回を1失点完投。154キロを連発して165球を投げる快投で、注目の優勝候補対決を制した。翌18日の準々決勝・仙台育英戦は荻原吟哉(2年)らが好投し、17-1と完勝。投打ともに結束して、奥川を完全休養させることができた。

絶対的エースは19日の練習で「昨日の完全オフは大きい。十分休みをもらった」と意気込んでいた。林和成監督(44)は前日に「様子を見ながら、彼と話し合いながらです」と慎重に話していた。