智弁和歌山(和歌山1位)が、初芝立命館(大阪3位)を返り討ちした。開幕日だった前日は、智弁和歌山が9-0でリードしながら、試合途中で雨天ノーゲームとなり、この日に順延されていた。

智弁和歌山が中盤の集中打で勝利をたぐり寄せた。初回、1死1塁から4連打で3点を先制。2回に2ラン、3回に1点を返され同点とされたが、5回2死満塁から7番石平創士捕手(1年)の中前適時打で2点を勝ち越し。この回打者一巡5安打を集中させる攻撃で4点を奪った。打線は12安打を放ち、守っては2投手のリレーで被安打4に抑え、投打もかみ合った。

智弁和歌山は、来春のセンバツ出場校を決める参考資料となる近畿大会初戦を突破。6季連続の甲子園出場へ1歩前進した。26日の2回戦第3試合で神戸国際大付(兵庫3位)-智弁学園(奈良1位)の勝者と対戦する。