白樺学園・宍倉のグラブ資金は兄、聖地で恩返し誓う

  • 兄翔太さんから贈られたグラブをはめて守備練習に入る白樺学園・宍倉(左)(撮影・永野高輔)
  • ブルペンで投球練習をする白樺学園・片山(撮影・永野高輔)

昨秋の全道大会で初優勝し明治神宮大会で4強入りした白樺学園が19日、札幌市内の日本ハム室内練習場で4時間の練習を行った。

1年生唯一のレギュラーで、全道大会13打数7安打、5割3分8厘の高打率で優勝に貢献した宍倉隆太三塁手は、札幌第一の一員として09年夏の甲子園を経験した兄翔太さん(25)に新調してもらった新グラブで臨んだ。24日のセンバツ発表に向け「甲子園が決まったら、これでいいプレーをたくさんしたい」と誓った。

全道大会前に兄と、打率3割超えでグラブを新調してもらう約束をしていた。結果は予想を大幅に上回る5割超え。明治神宮大会までの公式戦通算でも3割6分7厘と結果を残した。11月下旬、滝川市内の実家に住む翔太さんから「好きなものを買いなさい」と資金が届き、帯広市内のスポーツ店でオレンジ色のグラブを購入した。宍倉は「三塁手だった兄に“少し大きい方が取りやすい”と助言を受け、前の物より大きめのを買った」と目を輝かせた。

09年夏の甲子園で翔太さんは、ベンチ入りも試合には出られなかった。宍倉は全道大会前にはスパイクも新調してもらっており「今度は甲子園で活躍して恩返しする番」と気を引き締めた。【永野高輔】

○…最速142キロの右腕エース片山楽生(らいく、2年)が投球練習を行い、捕手の業天汰成主将(2年)を立たせた状態で30球を投げた。明治神宮大会のときよりも、左膝を効率よく前に出せるよう、フォーム修正に着手。「(ソフトバンク)千賀選手のイメージ。昨日は良かったが今日は球が走っていなかった。今回のように長距離移動した後でもいい投球が出来るよう安定させていきたい」と課題を挙げた。