奈良県独自大会では開会式が行われないため、各校の主将が集まるこの日の組み合わせ抽選で、一条の主将・岸上夏樹斗捕手(3年)が選手宣誓を行った。

事前に募集した希望者の中から選ばれ、2週間準備をしてきた。同校の3年生は11人いたが、受験などを理由に3人がこの大会に参加せず引退した。「彼らとも相談し、彼らの思いも込めました」と文章を考えた。「ともにグラウンドで戦う仲間がいることに感謝、真剣勝負でぶつかり合う仲間がいることに感謝し」と奈良県球児全員の思いを代表し、全力プレーを誓った。