東海大菅生(西東京)が11安打12得点で創価を押し切り、決勝に進んだ。集中打で勝ったが、インパクトを残したのは4番手で投げた藤井翔投手(3年)だ。最速147キロを連発し、8回の1イニングをピシャリ。さらに、その裏の無死一塁で投前にバント。通常の犠打のはずが、一塁到達3秒62で内野安打に。この回5得点のコールド勝ちにつなげた。身長167センチと小柄だが、全身バネのような運動能力。「最近、調子よくて腕が振れました」と胸を張った。