山手学院が、東海大相模に7回コールドで敗れた。

エース大村竜雅投手(3年)が先発し、6回まで2失点と粘りの投球。しかし、7回に一挙5点を失い、力尽きた。6回2/3を投げ、9安打7失点。「体力が続かなかった。ガス欠です」と反省した。

3回までは無安打投球。東海大相模の強力打線に通用する部分もあった。「相手は名前も知ってて、全員プロ並みの実力。打たれたけど抑えた部分もあって、3年間やってきたことは間違いではなかったと思いました」と振り返った。

山手学院は進学校。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、勉強に切り替えた他部の生徒も多かった。「周りと勉強の差がついちゃうと思ったんですけど、野球をやり切ってから勉強に切り替えようと話し合いました」。野球は高校まで。将来は数学の先生か、大好きな鉄道の運転手を目指す。「進学校なので、それにふさわしい大学に行きたいです」と言った。強豪相手に全力で挑んだ夏を自信に、受験勉強に励んでいく。