北越は帝京長岡との6-5の接戦を制し19年秋以来の決勝進出。5回に1点を勝ち越しなお2死一、二塁で金井大輔左翼手(2年)が右中間に2点適時三塁打を放ち、勝利をたぐり寄せた。

日本文理は東京学館新潟に7-6で勝ち、秋は3年ぶりの決勝進出を決めた。わずか2安打ながら13四死球を選び、辛勝した。5-1の5回2死満塁で杣木(そまき)大我遊撃手(2年)が公式戦初安打となる右前2点適時打。チーム2本目の安打が貴重な一打になった。7日の決勝に進出2校は北信越大会出場を決めた。

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三塁ベース上で金井は力強いガッツポーズを一塁側ベンチに送った。3回に3-3と同点とし、迎えた5回裏。相手バッテリーミスで1点を勝ち越し、なおも続く2死一、二塁で打席に立った。帝京長岡のエース茨木の4球目をはじき返すと、打球は右中間を抜け2者が生還。快足を飛ばし、余裕で三塁に到達した。「打った瞬間、抜けると思った。練習で取り組んでいた形。うれしかった」と6番打者は会心の一打を笑顔で振り返った。

今大会で初めてのベンチ入りを果たした金井。努力で外野レギュラーの座をつかんだ。「自分は打撃より守備の人間。でも、それだけじゃダメ」と日々の練習では打撃ポイントを模索。前に突っ込む「悪癖」も修正した。「引きつけて打つことを意識している」。3回の第2打席でも直球を中前に運ぶなど4打数2安打と練習の成果を見せた。小島清監督(46)も「(5回の打撃は)お手本通り。ナイスバッティング。努力の成果」と賛辞を惜しまなかった。

優勝した19年秋以来の決勝進出。相手は夏秋連覇を狙っている日本文理だ。金井は「大会前の練習試合で負けているのでリベンジしたい。優勝して北信越に進む」と決意を口にした。【小林忠】

◆北信越大会 長野県で16校(新潟3)が参加し、15日開会式が行われる。16日に1回戦、17日に2回戦を行う。準決勝は23日、決勝は24日にともに松本市野球場で開催される。抽選は8日に行われる。来春のセンバツ選考の参考資料となる大会。北信越のセンバツ出場枠は2。