大阪桐蔭は試練の「大トリ登場」になる。1回戦の最後に鳴門と対戦。23日の初戦から勝ち進めば、28日準決勝まで6日で4試合を戦う。「1週間500球」の球数制限があり、大会屈指の左腕、前田を擁する中でも投手起用がカギを握る。
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甲子園春夏連覇の18年以来、通算9度目の頂点を狙う。西谷浩一監督(52)は「相手は伝統的に打撃が強く、いい投手がいると聞いている。しっかり準備して初戦で敗れた昨春の悔しさを晴らし、日本一になりたい」と気合。昨年大会は同じ第6日初戦の中京大中京(愛知)がエース畔柳亨丞投手(18=日本ハム)を擁して臨んだが、力尽きて敗退している。「西の横綱」は2年生右腕の別所孝亮、川原嗣貴(しき)ら投手陣で、魔の過密日程に挑む。
昨春は智弁学園(奈良)に敗れ、初めて初戦敗退。夏も早々に姿を消した。屈辱を乗り越え、昨秋は近畿大会を制し、明治神宮大会では初優勝。昨秋公式戦5本塁打&打率5割超でプロ注目の松尾汐恩(しおん)捕手(2年)ら強打も誇り、戦力は充実する。ただ鳴門は実力派左腕の冨田が立ちはだかり、一筋縄でいかない。星子天真(てんま)主将(2年)も「防御率0・86で手ごわい印象。今年は(昨春の)借りを返し、粘り強く戦って勝ち抜きたい」と言う。全国で最も長い春にする。【酒井俊作】

