昨夏県大会4強の古川学園が、古川黎明(れいめい)を24-1と圧倒。5回コールド勝利で県大会出場を決めた。北部地区ではその他、東北学院榴ケ岡が黒川に11-4の7回コールド、大崎中央が富谷に6-3で勝利し、県大会の代表枠を手にした。

気を抜かず、雰囲気良く、そしてどんどん振っていく「古川学園の野球」を初回から発揮した。初回に打者12人を送る猛攻、相手の四球も絡み一挙8得点と大きくリードした。2回にも打者10人を送って4得点と、序盤で大勢が決した。

投げては先発した吉田陽真投手(3年)が4回を打者12人で片付けた。1回、先頭打者に許した唯一の安打も、伊藤大斗主将(3年)がゲッツーで処理。3回裏には3者連続三振。吉田は「3者三振でチームの雰囲気を良くできてよかったです」と振り返り、吉田の好投に勢いづいた打線は4回表に9得点のビッグイニング。攻守で支え合った。

先輩たちが作った歴史を塗り替える。昨夏は創部68年目で初の夏4強。偉大な先輩の姿をそばで見てきた吉田は、「去年の先輩たちに全然追いつけていない。先輩たちの勢いでも甲子園にはつながらなかった。(僕たちは)それ以上を春も夏もやっていかないといけない」と気を引き締めた。伊藤は「昨夏はバントとエラーで負けた。バッティングにしても守備にしても基礎をしっかりと。小さいことの積み重ねが甲子園につながると思います」と意気込む。先輩超えへ、古川学園の挑戦は続く。【濱本神威】