酪農学園大とわの森三愛の4番打者・長島想汰三塁手(2年)が走攻守に活躍し、帯広農を率いて昨夏の甲子園に出場した前田康晴監督(46)の指揮官就任後初の公式戦を飾った。

「4番・サード・ナガシマくん」。初回2死二塁、最初のコールが流れた直後の初球を左前に運び、長島がチームを勢いづけた。2ー1の3回表2死は二塁内野安打で出塁。盗塁も決め、相手失策の間に追加点のホームを踏んだ。その裏の1死一塁の守備では、右-二-三、そして再び二塁につなぐ鮮やかなプレーで併殺を完成させた。

父・博一さん(42)が、24年前の春季北見地区で網走南ケ丘の4番・サードとして同じコールを受けている。親子の「4番・サード・ナガシマ」を実現、長嶋茂雄氏の現在の病状も「必ずチェックしている」という想汰は「父は草野球で“ミスター”と呼ばれています。ぼくもそう呼ばれるように、チャンスで打てる選手になりたい」と、次戦に向けて表情を引き締めた。