金光大阪が春季初の近畿大会出場を決めた。延長11回、タイブレークで逆転サヨナラ勝ちを収めた。

延長10回は両校とも0点。11回に2点を勝ち越されたが、あきらめなかった。その裏、1死満塁からキャリー・パトリック・波也斗投手(3年)が左翼に同点の2点二塁打。最後は遊撃の敵失でキャリーがサヨナラのホームを踏んだ。

投打の大黒柱らしい活躍だった。2日前に1安打完封しているエース左腕。この日は、1-1の7回2死満塁のピンチで3番手として登板し、三ゴロに打ち取った。「自分たちが打てない中で、2年生たちがいい投球で頑張って僕に渡してくれた。3年生として絶対最後までしっかり投げてようと思った」。8回、9回も走者を背負いながら抑えた。

2点を追う延長11回、最後はバットで勝利に貢献した。「欲張らず、次の落合、今北、岡治につなぐことだけ考えていました。打てたのはたまたまです」と照れ笑いした。

意外にも春は初の近畿大会。横井一裕監督(48)は14日の東大阪大柏原戦前のミーティングで「実は近畿行ったことないねん。行ってみたいなあ」と選手に伝えたという。キャリーは「監督がそう言ってくれて、チーム全員で1試合1試合戦って近畿に行こうとなりました。まずは決勝です。決勝戦はもう始まっている。チーム一丸で頑張りたいです」と力強く語った。