郡山が、二本松実を11-1の6回コールドで下し、4年ぶりに8強入り。5回から登板した森川凌成投手(2年)が2回を完全投球。打線は15安打11得点と相手を圧倒した。
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2年生左腕が好リリーフでコールド勝ちを呼び込んだ。森川は6-1の5回から登板。本来は変化球でカウントを取るのが持ち味だが、この日はストレート中心で相手打者を攻略した。「(会場に)準々決勝以降で対戦する相手がいたので、球種を隠すために真っすぐで攻めました」。石田櫂大(かいと)捕手(3年)と相談し、次戦を見据えた投球で2回を完全に封じ込んだ。
郡山は春の県大会で27年ぶりに4強入り。森川も快挙に大きく貢献したが「球が荒れていた」と反省。制球力の向上に励み、夏を迎えた。「今日の投球は100点に近い。真っすぐが良かった。ホッとしているが気を抜かずに次戦に臨みたい」と気を引き締めた。次戦は21日に田村と対戦。福島では29年ぶりとなる公立校甲子園出場を成し遂げ、もう一つの大事な目標である「3年生と(一日でも)長く野球がしたい」をかなえてみせる。
▽二本松実・浅尾哲哉監督 真っ向勝負で挑んだので力負け。(適時打の)池沢優賀(ひろのり)主将(3年)は昭和のようなキャプテンシーの持ち主。自分にも他人にも厳しく、良くまとめてくれた。
○…聖光学院は学法福島を10-0の5回コールドで8強入り。先発・星名竜真投手(3年)が、2戦合計37得点の学法福島打線を5回4安打完封し、打線は9安打10得点の猛攻。杉山由朗捕手(3年)が、コールド勝ちを決める5回1死満塁での適時二塁打など3安打4打点と活躍。杉山は「追い込まれてからも変化球に対応し、甘いコースを確実に仕留められている」と好調の要因を語った。
学法福島・藤森孝広監督 まだ信じられない。新チーム当初は、傷だらけだったが“学法福島″のブランドを背負いながら、ここまで良いチームになってくれたので悔しい限り。
田村 福島成蹊に10ー5の逆転勝ち。4-5で迎えた7回1死2塁で石川蓮也投手(3年)の右適時打で同点。なおも田中智哉内野手(2年)の右中間適時三塁打で勝ち越し。8回1死一、二塁で横田慶人内野手(1年)が真ん中の直球を中越えにダメ押しのランニング本塁打。横田は「迷わず、思い切りバットを振った。先輩方のおかげで、のびのびとプレーができている」と感謝した。
福島成蹊・金子淳監督 序盤は優勢だったが、守りのミスからリズムが崩れた。新チーム当初はスタートラインが低かったが、3年生が壁を乗り越えてくれたおかげでここまで戦えるチームになった。

