2年ぶりの夏の甲子園を目指す作新学院(栃木)の右腕・小川哲平投手(2年)が今夏初登板で5回1失点と好投し、チームの4強入りに貢献した。

並々ならぬ思いでの先発マウンドだった。タイブレークで勝利した3回戦の足利大付戦では、選手19人が出場したが小川だけ出場なし。満を持しての登板に「いろんな人に感謝を伝えたい」と闘志を燃やした。初回に144キロを計測した得意の直球で白鴎大足利打線を封じた。「カウントが悪くなっても攻め切れた」と不利なカウントでも打者の胸元を突く投球が光った。

小針崇宏監督(40)は「そろそろチームに貢献してくれよというメッセージも込めて送り出した。勇気あるピッチングだった」とたたえた。「3年生と1日でも長く野球がやりたい」と話す小川がチームのために腕を振り続ける夏がようやくやって来た。

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