全国高校野球選手権の開会式リハーサルが5日、甲子園球場で行われた。初出場の新潟代表・東京学館新潟ナインはリハーサル後、奈良県内に移動して練習を行った。

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甲子園での開会式リハーサル後の練習で、東京学館新潟の左腕エース涌井陽斗(3年)はたっぷりと汗をかいた。マウンドでノックを受けた後、ブルペンで80球を投げ込むと、締めで短距離と長距離のダッシュを行った。

「体の切れを出したかった。汗を流そうと意識した」。4日のシート打撃でも50球ほど投げている。連投になるが、旅川佑介監督(41)も「まだ切れがない」ともう1段のアップデートをリクエスト。涌井も「体が思うように動かなかった」と感じており、9日の1回戦から逆算してコンディションを調整した。

左腕から伸びのある直球でコーナーを攻める。先発でも救援でも強みを出せるのが特長だ。1回戦の対戦相手、市和歌山・半田真一監督(43)も警戒する選手の1人に涌井を挙げている。「対策を超えた投球ができるかどうか。自分がキーマンになり得る」とマークされるのは覚悟の上。「県大会と同じ攻めた投球ができれば」と自分を信じる。

開会式リハーサルの入場行進で甲子園を歩き、「早くここで試合がしたくなった」とテンションは高まった。「テレビで見たことのあるユニホームばかり」と全国の強豪を間近に見て、楽しさも増した。9日の初戦を気後れなく迎える。

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