専大松戸の最速151キロ右腕エース平野大地投手(3年)は、甲子園のマウンドに上がらなかった。
9回1死一塁で代打で登場し捕邪飛で終わった。「みんなに甲子園に連れてきてもらって…投げたい気持ちが強くて。いつでもいける心の準備はしてたんですけど…この仲間には本当に感謝しかないです」と涙をこぼした。
不調の原因をフォームを修正したためと説明したが、持丸修一監督(75)は「指先(の痺れ)です。肘からきていると本人は言っていた」と明かした。それでも大阪入り後は回復を期待し、指の状態を見てマンツーマンで指導。平野は「監督はずっと親身になって自分に寄り添ってくれた。最後に恩返ししたかった」と再び涙が伝った。
進路については「今の力では到底(プロでは)戦えない。4年間力をつけて、挑戦したいと考えています」と大学進学を示唆。「いつかもう1度ここに帰ってきて、マウンドに立ちたい」と、甲子園に誓った。
▽専大松戸・持丸監督「エース不在で夏にここまで来られると思わなかった。(投げさせなかったのは)みんなの野球だから」

