5回コールドで大勝した日本は、膠着(こうちゃく)しかけた展開で奪った3点目で完全に勢いに乗った。

馬淵史郎監督(67)は「大きいね。隙をついて」と中山優月投手(3年=智弁学園)の走塁を1つのポイントに挙げた。

投手登録だが打撃好調で「5番三塁」に定着している背番号10。3回1死一塁からヒットエンドランで右前打。だが、一塁走者が三塁でアウトになり、流れが切れかかった。

続く丸田湊斗外野手(3年=慶応)の中堅右への当たりで、丸田が好走塁で二塁を陥れた。内野陣が二塁塁上のクロスプレーで態勢を崩しているのを見て、三塁に止まっていた中山は再びスタートし、本塁に頭から突っ込んだ。

「1点ほしい場面だったので、1つ先の塁を狙うことを強く意識しました。(プエルトリコは)結構、雑なプレーが多いので、1つのプレーで1点取れるようにというのを心がけていました」と、会心のビッグプレーを振り返った。

5回の先頭でも左前打で相手のわずかな送球ミスを見逃さず、二塁に到達。コールド点差とする一挙6得点のビッグイニングにつなげた。

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