U18ワールドカップ(W杯)はスーパーラウンド第2戦。通算2勝1敗の日本は同1勝2敗のプエルトリコと対戦。10-0で5回コールド勝ちした。沖縄尚学・東恩納蒼投手が5回参考記録ながら完全試合を達成した。日本はこれで3勝1敗。この後、ナイターで行われる台湾-オランダ戦で台湾が勝てば日本と台湾の決勝進出が決まる。台湾が敗れた場合は明日9日に持ち越される。
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
プエ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | X | X | 0 |
日本 | 2 | 0 | 1 | 1 | 6 | X | X | 10 |
※7イニング制
【日】東恩納
試合経過
【プエルトリコ1回】
日本投手は東恩納。1番を143キロで二ゴロ。2番を128キロスライダーで空振り三振。3番を141キロで三飛
【日本1回】
1番寺地は143キロ打って二ゴロ。2番山田は四球で出塁。3番緒方は三ゴロ失策。一塁手と接触し転倒。すねを打ったがプレー続行。無死一、二塁。暴投で二、三塁。4番武田が内角変化球捉え右前へ適時打。2点を先制
【プエルトリコ2回】
日本投手は東恩納。4番を三ゴロ。スライダーで投ゴロ。6番は140キロ直球で中飛
【日本2回】
8番尾形は右二塁打。9番橋本が送って1死三塁。1番寺地はフルカウントからスリーバントスクイズもファウルとなり三振。2番山田は遊ゴロで無得点
【プエルトリコ3回】
日本投手は東恩納。7番をスライダーで見逃し三振。8番を131キロスライダーで空振り三振。9番もスライダーで空振り三振
【日本3回】
3番緒方は三ゴロ。4番武田は右前安打。5番中山は右前安打。武田が三進もオーバーランしてタッチアウト。2死一塁。6番丸田はセンター右へ適時二塁打。中山が好走塁。3-0
【プエルトリコ4回】
日本投手は東恩納。1番を遊ゴロ。2番を一ゴロ。3番を左飛
【日本4回】
8番尾形は遊ゴロ。9番橋本は遊撃内野安打。1番寺地も遊撃内野安打(当初の判定は二塁封殺もリプレー検証で判定覆りセーフ)。1死一、二塁。2番山田は右飛。2死一、三塁。3番緒方の中前適時打で4-0
【プエルトリコ5回】
日本投手は東恩納。4番を右飛。5番を141キロ直球で見逃し三振。6番を二ゴロ。東恩納は5回までパーフェクトピッチング。投球数は53
【日本5回】
5番中山は左前安打。中継プレーが乱れている間に二進。6番丸田は投手前へバント。三塁送球もセーフ。犠打野選で無死一、三塁。丸田が二盗。7番知花は四球で無死満塁。8番尾形は三振。9番橋本は押し出し四球を選び5-0。1番寺地の右前適時打で2者生還し7-0。なおも一、三塁からけん制悪送球で8-0。その後2死一、二塁から代打森田の左前適時打で9-0。暴投で二、三塁。代打高中が中前適時打を放ち10-0でサヨナラコールド勝ち
試合前
日本スタメン
1(一)寺地=明徳義塾
2(遊)山田=仙台育英
3(二)緒方=横浜
4(指)武田=山形中央
5(三)中山=智弁学園
6(中)丸田=慶応
7(右)知花=沖縄尚学
8(捕)尾形=仙台育英
9(左)橋本=仙台育英
先発P 東恩納=沖縄尚学
高校日本代表メンバー
スーパーラウンド勝敗表
チーム | 試 | 勝 | 敗 | 日本 | 台湾 | 米国 | 韓国 | オラ | プエ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
日本 | 4 | 3 | 1 | - | ○ | ○ | ● | ○ | |
台湾 | 3 | 3 | 0 | - | ○ | ○ | ○ | ||
米国 | 3 | 1 | 2 | ● | ● | - | ○ | ||
韓国 | 3 | 1 | 2 | ● | ● | - | ○ | ||
オランダ | 3 | 1 | 2 | ○ | ● | - | ● | ||
プエルトリコ | 4 | 1 | 3 | ● | ● | ● | ○ | - |
※1次ラウンドの同組進出チームとの対戦成績2試合分を持ち越し
大会方式
【組み分け】
A組=メキシコ(3)韓国(4)台湾(5)オーストラリア(9)プエルトリコ(13)チェコ(15)
B組=日本(1)米国(2)ベネズエラ(6)オランダ(7)パナマ(11)スペイン(21)
※()は世界ランク
【レギュレーション】
木製バットが用いられ、1試合7イニング制。8回からタイブレークを採用(無死一、二塁から開始)。1次ラウンド(R)はA、B各組6チームで総当たり戦。各組上位3チームがスーパーRに進出する。1次Rで対戦した同組勝ち上がりチームとの対戦成績を持ち越し、計5試合分で順位決定。上位2チームが決勝へ、3、4位は3位決定戦に進む