中央学院が、今夏県8強の木更津総合との一戦を制し、準々決勝進出を決めた。
2点リードで迎えた6回。先発の臼井夕馬投手(2年)が木更津総合打線につかまり1点を返され、なおも1死一、三塁。エース・蔵並龍之介投手(2年)がマウンドに上がった。身長186センチ、86キロの大きな体から角度のある真っすぐで丁寧にカウントを整え、フォークとスライダーで打たせてとった。3回2/3を投げ無安打無失点の好救援。最後の打者をフォークで三振に打ち取ると、マウンドで大きな声をあげてガッツポーズを見せた。「打者陣もつないで得点してくれて。(先発の)臼井もすばらしい投球をしてくれた。自分もチームのためにやれることを精いっぱいやりました」と、胸を張った。
今秋は県予選で敗退も、敗者復活戦を勝ち抜き県大会へ。2回戦は八千代松陰、3回戦は木更津総合と強豪を破った。相馬幸樹監督(44)は「予選からすでに8試合目。予選で負けてから、うまく整理ができ、やるべきことを丁寧にできるようになっている」と、選手たちを評価した。
それぞれが与えられた場所で役割を発揮する。今大会、抑えに回っている蔵並は「先発したい気持ちもありますが、今は与えられた場所で、一番の結果を示していければと思います」と好救援の理由を明かした。
1戦1戦、目の前の試合に集中し前に進む。「まずは明日のこと。1戦1戦最善を尽くして戦いたい」。エースの力強い言葉が、今の中央学院を象徴していた。

