来春のセンバツ(25年3月18日開幕、甲子園)の21世紀枠に横浜清陵(神奈川)が選ばれ、春夏を通じ初めての甲子園出場を決めた。21世紀枠に神奈川県の高校が選ばれるのは初。
強豪ひしめく激戦区で、昨秋の県大会では公立高校で唯一の8強入り。準々決勝では夏の甲子園で8強入りした東海大相模に0-5で敗れたが、粘り強く戦ったことが評価された。
学校は近隣に横浜市みなとみらい地区の横浜ランドマークタワーが見える環境。野原慎太郎監督(42)は、00年春、東海大相模で全国優勝したメンバー。横浜国大に進学後、公立校の教師を目指し、地道にチームを作りあげてきた。
センバツ出場決定直後にはSNSで「横浜清陵」がトレンド入り。「卒業生に斉藤由貴さんがいるそうだ!」「斉藤由貴も喜んでますかな」「甲子園で思い切り暴れまわってほしい」「びっくりですね」など多くのコメントが集まった。
◆21世紀枠 01年導入。推薦校は秋季都道府県大会の16強以上(加盟129校以上は32強以上)が対象。練習環境のハンディ克服、地域への貢献など野球の実力以外の要素も選考基準にしている。07年まで2校、08年から23年まで3校を選出(85回記念大会の13年と、明治神宮大会中止に伴い神宮大会枠がなかった21年は4校)。昨年から東日本、西日本の地域に関係なく2校に変更された。
◆21世紀枠初選出 神奈川県、長崎県からの21世紀枠選出はともに初めて。神奈川県勢は前回大会まで47都道府県で唯一、全国9地区から1校ずつ候補になる地区連盟推薦校に選ばれていなかったが、県勢初の9校入りから代表の座をつかんだ。

