センバツ最多勝利数の59勝をかけて初戦に臨む中京大中京(愛知)は、ファウルボール回収係として甲子園では異例の女子生徒が担当する。
昨年、全国大会を経験した同校の女子軟式野球部11人がアルプススタンドに集結した。アルプスでの試合補助は同部の顧問の提案により決定。「Chukyo」のジャージーや短パンに、スニーカー姿と動きやすい服装で四方に広がり、打球に目を光らせている。
桜井里音内野手(3年)は使いこなれたグラブを手に聖地の景色を目に焼きつつも、打球の行方は見逃さない。「試合の応援は吹奏楽やチアたちに全力を注いでもらって、私たちが、スタンドに飛び込む打球への不安を取り除きます!」。11人で元気よく、自校の応援席を守る。

