専大松戸(千葉)は昨秋明治神宮大会優勝の九州国際大付(福岡)に逆転勝ちした。

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専大松戸(千葉)が昨秋明治神宮大会の王者を破り、過去最高成績に並ぶ8強入りを果たした。

初戦に続き、またも“持丸采配″が的中した。5-3の8回1死二、三塁で、「9番DH」の吉田颯人捕手(2年)がダメ押しの3ラン。これが、聖地初のDHによる本塁打となった。持丸修一監督(77)は「あの子は思いがけず打ったりするんですよ。三振もするんですけど、そういう魅力を拭いきれなくて」と名将がほれ込んだ吉田が期待に応えた。

これが公式戦初出場。だが、持丸監督に迷いはなかった。「(相手投手は)スピードもあるし、いいピッチャーだったので吉田しかいない」と、今大会から採用されたDHに、速球派に強い吉田を抜てき。さらに、「気楽に打ってほしい」と打順は9番に置いた。まさに読み通りで、試合を決定づけた。

◆背番号20の本塁打 専大松戸は背番号20の吉田が本塁打。甲子園でベンチ入りが20人に増えた23年夏以降、背番号20の選手が本塁打は春夏を通じて初めて。

◆NPBでは…DHの公式戦初アーチは75年4月5日、パ・リーグ開幕戦で東田正義(日本ハム)が太平洋戦の9回に放った。同日には長池徳二(阪急)も近鉄戦で打ったが、時間差で東田が先だった。

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