「県千葉のドクターK」加賀谷一投手(3年)が初戦から全開だ。3回2/3を投げて無安打8奪三振。バント以外で一度もフェアグラウンドに打球を飛ばさなかった。
コントロール重視のプランで臨んだが、「応援でアドレナリンが出てしまって」と左腕の振りは自然と速く。3者連続三振に切った初回の最後に記録した142キロは自己最速だった。
3回を終えて、温存のため1度マウンドを降りたが、「このままでは(次戦の相手でCシードの)市松戸の前には立てない」と最終回の7回に登板を直訴。2、3回に計3つの四球を出した心残りから1死の場面で再度登板し、2人の打者から三振を奪った。
かねてより医師の母に憧れての医学部志望を公言している。県下一の公立進学校ともあって、両立には工夫を重ねているが、「この夏は勉強は1回置いておく」。シード校撃破に向けて闘志をたぎらせた。

