今春センバツ出場の花咲徳栄は、サッカーW杯で注目の「バイキング・ロー」応援でナインを鼓舞した。

ススタンドに地鳴りのような「ロー」という声が響き渡った。太鼓で合図を送り、応援団がオールをこぐ動きで一体感を演出。これを主導したのが井上隆世応援団長(3年)だ。「3年生で話し合って決めました。団員にサッカー好きが多かったんです」と話した。1週間前に導入を決めてから、空いた時間に練習し、すぐに全員の動きがそろったという。井上団長は「春の関東大会では応援がグダグダで、保護者の方からも『ちゃんとやってほしい』と言われた」と振り返る。夏の大会を前に応援を見直し、たどり着いたのがこの「バイキング・ロー」だった。野球とサッカーの垣根を越えた試みは、見事にスタンドをひとつにした。井上団長は「今回は手応えがある。甲子園でも披露したい」と、満面の笑みで汗を拭った。

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