兵庫で阪神佐藤輝明内野手(27)の母校仁川学院が初戦突破を決め、“先輩超え”を果たした。
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テル先輩やりました! 仁川学院が逆転で3年ぶりに初戦突破を果たした。
先発エースの負傷により3回途中から主将の古谷洋投手(3年)が緊急登板。「ここにきて一番良いピッチングをすることができた」。テンポの良い投球で流れを引き寄せると、0-2で迎えた6回に杉田伍世捕手(3年)の左前2点適時打で同点、7回には3番木本健太内野手(3年)の左前適時打で勝ち越した。
ナインは日頃から2021年に同校OBである阪神佐藤輝明内野手(27)から寄贈された打撃マシンで練習。磨いた打撃が勝負どころで生きた。
佐藤を2年秋から指導していた辻元伸一監督(51)は「先輩にプロ野球選手がいるというのは意識していると思います。憧れている子もたくさんいる」と教え子の影響力も感じる。
今春は20年ぶりにベスト16入りで第1シードを獲得。佐藤は3年夏に県大会初戦で敗退しており、まずは偉大な先輩越えとなったが、次勝てば夏2勝は17年以来となる。杉田は「佐藤先輩の名に恥じないようにプレーしたいとみんな思ってやっている。僕たちは個人の能力は高くないんですけど、束となっていきたい」と力強く語った。
また、佐藤は日刊スポーツを通じ、この地方大会のテーマとして高校球児に「楽しんで!!」とエールを送っている。古谷主将は「プロ野球という舞台ですごく頑張っていらっしゃいますし、自分たちも負けていられないという気持ちになります」。はつらつとこの瞬間を楽しんで。大先輩から刺激を受け、最後の夏を駆け抜ける。

