昨夏の21年ぶり4回戦進出に続き、今年も県浦和が熊谷工を15-1の5回コールドで下し、2年連続で3回戦を突破した。
初回、1点を先制してなお2死満塁。東大野球部志望で主将の尾崎慎之助捕手(3年)が3点適時三塁打を放ち、一気に流れを引き寄せた。「前の打者から『スライダーが良い』と聞いていたので、変化球を待っていました。うまく狙い打てました」と笑顔。この冬は全体練習とは別にウエートトレーニングに取り組み「フィジカル強化の成果がバッティングに表れたと思います」と成長を実感した。
埼玉屈指の進学校である県浦和は、60年ぶりにシード権を獲得して今大会に臨んだ。大会前、丸中健嗣監督(36)は「シード校として恥ずかしくない試合をしたい」と話していたが、その言葉通り危なげない戦いぶりで3回戦を突破。「去年のレギュラーが半分以上残っているチームなので、去年より良い思いをさせてあげたいという気持ちはずっとありました。まず4回戦に進めてホッとしています」と笑顔を見せた。
昨夏に21年ぶりの4回戦進出を果たしたチームは、その先の景色を見据え、さらに上位進出へ挑む。

