夏の甲子園出場経験を持つ両校による一戦は、埼玉栄が終盤に逆転を許し、3回戦で姿を消した。

1点を追う3回2死満塁。7番・川口丈内野手(2年)がフルカウントから中前へ逆転の3点適時打を放ち、試合をひっくり返した。しかし、その後は4回から7回まで両チーム無得点。3-2で迎えた8回、1死一、二塁から味方の失策で同点とされると、続くバッター市立川越・植村奏介捕手(3年)のスクイズで勝ち越しを許した。この回3失点を喫し、終盤の接戦をものにできなかった。

昨年11月に就任した山内洸介監督は「常に『挑戦者』として上のチームに勝つための準備をしてきました。勝負を分けたのは、初回や逆転した直後のイニングで『もう1点』を奪えなかったこと。相手も素晴らしいチームで紙一重の攻防でしたが、最後まで必死にボールを追い、泥臭く1点を取りにいく高校野球らしい姿勢を選手たちは見せてくれました」と選手たちをねぎらった。