日本高野連は5日、札幌日大(南北海道)-仙台育英(宮城)の開幕試合で、女性審判員の森田真紀さんが、全国高校野球選手権大会で初めてジャッジすると発表した。
日本高野連と朝日新聞社は4月の運営委員会で女性審判員の起用を決定。「社会の変化に伴い、ダイバーシティーの重要性が高まる中、審判の分野においても多様な人材の活躍が求められています。女性審判の登用は、公平性や競技の発展という観点からも大きな意義を持ちます。性別にとらわれず適性に基づいた登用を進めることは、競技の価値をより一層高めるとともに、次世代への重要なメッセージを発出する意図によるものです」と狙いを発表していた。
今大会は岩男香澄(神奈川)佐藤加奈(埼玉)松本京子(佐賀)森田真紀(埼玉)和田佳奈(栃木)の5人に委嘱することになった。開幕試合を務める森田真紀(もりた・まき)さんは、大会前に「前例のない役割ではありますが、一人の審判委員として信頼されるよう行動していきたいと考えております。また、役割の重さを十分に受け止め、責任ある判定と円滑な試合進行に努めてまいります」と話していた。審判を始めたきっかけは、「初めて勤務した学校では野球部員が少なく、練習だけでなく、練習試合でも何かお手伝いができないかと考え、当時の監督さんにお願いして審判を始めました」と話していた。

