夏の甲子園におなじみの“魔曲”が降臨した。智弁和歌山の応援曲「ジョックロック」が今大会初めて流れた。2点を追う8回無死一、二塁の得点機を作ると、この日2度目のチャンステーマが流れた。1、2年生の有志で作る応援団の顧問、坂上寿英教諭のゴーサインを合図に三塁側アルプスから独特の旋律が奏でられた。その効果は抜群だった。グラウンドで戦う選手たちが力に変え、試合を一気に振り出しに戻す2点を奪取。勢いそのままに、延長11回タイブレークの激闘を制した。坂上顧問は「初戦の時は(ジョックロックを)決して温存したわけではないんですが、今日はここだというところで流せましたね。点数が入ると空気が変わるんで、試合の空気を変える気持ちを込めました。甲子園で流せたのはやっぱりうれしいですね」と喜んだ。

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