全国3363チーム(3662校)の頂点がいよいよ決まる。決勝に残ったのは智弁和歌山と健大高崎(群馬)の2校。5年ぶり4度目の優勝を目指す智弁和歌山か、悲願の初優勝を目指す健大高崎か。注目の決勝は22日、午前10時から予定されている。

智弁和歌山はここまで4試合で27得点と、強打を武器に勝ち上がってきた。注目は2年生ながら3番に座る井本陽太外野手だ。ここまで全試合に出場し、14打数10安打と打率7割1分4厘を記録。脅威的な打撃でチームを牽引(けんいん)してきた。

投げてはエースの和気匠太投手(3年)がチームを支える。準決勝で8回101球を投げ、1失点と好投を見せた。準々決勝の仙台育英戦でも5回81球を投げているだけに、疲労も心配されるが、中1で再びマウンドに上がるか注目される。

一方の健大高崎は5試合でわずか2失点と、盤石な投手陣を武器に勝ち上がってきた。2年生エース・石垣聡志投手を中心に、ここまで6投手が登板。豊富な投手陣がチームを支えてきた。打っては主将の石田雄星外野手(3年)が打率4割超えと好調。地方大会1カ月に右手首を骨折した苦労人が、全国の舞台で輝きを放つ。チームとしては、5試合中3試合で1-0と接戦をものにしてきた勝負強さも光る。持ち味を生かした戦いに持ち込めるか、「強打の智弁和歌山打線」に立ち向かう。

日本一長い夏を過ごした2校。最後に笑うのは、強打の智弁和歌山か、堅守の健大高崎か。頂点を懸けた一戦が、いよいよ始まる。