静岡が東海大静岡翔洋を1-0で下し、上位校での県大会進出を決めた。エース鈴木琥大郎投手(2年)が被安打4で2試合連続完封と好投した。静岡市立は2-1で静岡商を振り切った。この日、今夏甲子園出場の聖隷クリストファーを加えた出場40校が出そろった県大会は9月7日に組み合わせ抽選が行われ、同12日に開幕する。
◇ ◇ ◇
静岡の鈴木が、テンポ良くアウトを重ねた。「調子は良くなかった」という本人の感覚とは対照的に、自己最速となる145キロをマークするなど相手打線を翻弄(ほんろう)。先頭に二塁打を浴びた7回のピンチも三塁を踏ませず、後続を断った。常葉大橘を7回コールドで下した23日の代表決定戦でも7回を完封したが、9回完封は公式戦初。「常に好調とはいかない。その中で、9回を抑えられたことは自分にとっても大きい」と笑顔を見せた。
1年夏に公式戦デビューを果たした右腕。今秋からは名門のエースナンバーを背負い、投手陣のリーダーも務める。「新チームになって立場も変わった。静高の1番は重いけど、その重みに負けてはいけない。次は東海大会に行けるように、自分の打たせて取る投球をしていきたい」。自覚十分のエースが、県でもチームを引っ張る。【前田和哉】

