マリナーズ青木宣親外野手は2安打1打点で大逆転勝利に一役買った。

 5回を終えて2-12だった。6回に5点を返すと、続く7回はリードオフマンの投手内野安打をきっかけに打線がつながる。すべて単打ながら8安打を浴びせ、打者13人の猛攻で9点。この回の2打席目に中前適時打を放った青木は「10点差をひっくり返したのはあまりないね。すごい試合だった。この点差だと、諦めているわけではないけど、ひっくり返そうとは思えないくらい。みんなが一打席一打席に集中した結果」と胸を張る。10点差をひっくり返したのは球団史上初だ。

 翌日にはレンジャーズのダルビッシュとの初対決が控える。青木は「まず1本打つこと。雰囲気を楽しみながらやりたい」と心待ちにしていた。