マリナーズ青木宣親外野手(34)がアスレチックス戦に「1番左翼」で出場し、4試合連続マルチ安打で6試合連続安打をマークした。

 1回は三振、2回は二ゴロに倒れたが、5回先頭で左前打、7回先頭では左中間に二塁打を放ち、3番カノの適時中前打で得点した。5打数2安打1四球1得点で、マルチ安打は今季32度目。

 しかし8-8の同点で迎えた9回2死満塁で、強い当たりの打球が二塁手の正面を突き、惜しくも二ゴロ。延長10回に相手に勝ち越され、チームはワイルドカードでのプレーオフ進出が消滅し、終戦となった。

 青木は「緊迫した状態で試合ができるってことはね、ここまでマリナーズが残ったからだと思うし、そういう中でやらしてもらって、本当に幸せを感じました」と話した。