米国で20世紀初頭から恒例となっている民主党議員対共和党議員による野球の試合が15日、ナショナルズの本拠地ナショナルズパークで行われた。

 前日14日にはワシントン近郊で議員たちが練習をしていたところへ向け、男がライフルを発射。下院共和党NO・3の院内幹事、スティーブ・スカリス議員らが撃たれる事件も発生した。

 だが暴力に負けず、本番の試合は決行された。事件で負傷した警察官のデービッド・ベイリー氏が始球式を行うと、大きな拍手が巻き起こった。

 試合は11-2で民主党が勝利。この試合のチケットはなんと2万5000枚以上も売れ、CBS電子版によると100万ドル(約1億1000万円)ものお金がチャリティーのために集まったという。

 日本でも自民党対民進党のチャリティー野球大会でもした方が、まだ国民のためになるかも。