ヤンキース田中将大投手(28)がレッドソックスとのダブルヘッダー第2試合に先発し、7回2/3を3失点と好投したが今季9敗目(7勝)を喫した。

 中6日で臨んだ後半戦最初の登板は、初回を13球、2回を10球でいずれも3者凡退に抑え、立ち上がりは順調だった。3回に1番ベッツに甘く入ったスライダーをとらえられ左翼側グリーンモンスター越えの2ランを浴びるなど3点を奪われたが、7回2/3、今季最多タイの112球を投げ、8安打、無四球、9三振で3失点(自責3)だった。

 チームは相手先発左腕プライスを打てず、完封負けした。

 田中は「点を取られてもやっぱり深いイニング投げて、何とか3失点で踏ん張ってっていう、こういうピッチングは前半なかなかできなかった。(こういう投球が)後半戦コンスタントにできればいいと思います」と話した。