エンゼルス大谷翔平投手(23)が25日、日本ハムの本拠地・札幌ドームで公開記者会見に臨んだ。
大谷はスーツ姿で時折、笑みを浮かべながら感謝の言葉を並べた。
-5年間で成長できたところは
大谷 僕自身は寮と札幌ドームを往復する毎日が続いた。野球だけに没頭できた5年間だった。その環境を与えてくれた球団とファンの皆さんに感謝している。自分の目指す方向に成長できた。
-札幌ドームで印象に残るプレーは
大谷 初登板はすごく思い出がある。ホーム球場のマウンドに立つということは相当、緊張した。
-両親への思いは
大谷 父親に関してはずっと指導者という立場で接してきた。野球を教えてくれた最初の人なので。そこに感謝している。母もやりたいと言ったことを全力でやらせてくれた。
-二刀流について
大谷 やりとげたという感じではない。まだまだ道の途中。ここに来ると決めたときはごく少数の人たちしかできると思って行動していなかった。そういう考えを持ってくれる人が僕の周りにいたのがラッキーだった。
-メジャーではどんなプレーをしたいか
大谷 ここで教えられたことを継続してやりたい。個人的な思いではなく、今までお世話になった人たちとの思いを一緒にして一生懸命に頑張りたい。