エンゼルスが連敗を4で止めた。先発左腕のタイラー・スカッグス投手(26)が、7回を投げて7安打2失点。味方の援護にも助けられ、余裕のピッチングを見せた。開幕から唯一、先発ローテーションを守りチームトップとなる6勝目を挙げた。「いい感覚で投げられた。特にチェンジアップが良かった」と胸を張った。

 離脱者が続出し、チーム状況は依然として厳しい。試合前には今季の開幕投手を務めて4勝を挙げているギャレット・リチャーズ(30)が左太もも裏の張りで、3勝のニック・トロピアーノ(27)が右肩の炎症で、ともに故障者リスト(DL)入りしたことが発表された。これで6月に入って大谷翔平投手(23)を含めて先発陣3人が離脱した。救援右腕ジョンソンが腰の張りで、内野手コザートは左肩亜脱臼で、ともにDLリスト入りするなど苦しい台所事情が続いている。