メッツは5日、アストロズからジェーク・マリスニック外野手(28)を獲得し、見返りとして有望株2選手を放出した。

マリスニックは今季、打率2割3分3厘、10本塁打、34打点、10盗塁を記録。メジャーでの7年間で685試合に出場し2割2分7厘と、攻撃面ではさほど目立った活躍ができていないものの、俊足で傑出した守備力を誇る。

今季はジョージ・スプリンガー、マイケル・ブラントリー、ジョシュ・レディックといった外野勢のなかで控えに回ることが多かったが、ブロディー・バンワゲネンGMは声明で「ジェークの守備は一流で、走塁も信じられないほど素晴らしい。われわれのオフの計画は守備力の向上であり、彼は球界最高の選手のひとりだ」とマリスニックを絶賛した。

メッツでは今季中堅手として125試合に出場したフアン・ラガレス外野手がフリーエージェントになっているが、マリスニックは中堅手もこなすことができる。これにより、ブランドン・ニモ外野手を原則として左翼に置き、マイケル・コンフォート外野手を右翼にほぼ固定する形も可能となる。(AP)