ロイヤルズなどでプレーした元オールスター右腕のケルビン・ヘレーラ投手が、31歳の若さで現役引退を発表した。

ドミニカ共和国出身のヘレーラは2011年にロイヤルズでメジャーデビュー。リリーフとしてチームを支え、72試合に登板して防御率2・71だった15年にオールスター初選出。ワールドシリーズ制覇にも貢献し、翌16年も球宴に選出された。

18年途中からはナショナルズ、19年からはホワイトソックスでプレーしたが、故障もあって不本意な結果が続いていた。通算成績は522試合の登板で27勝32敗61セーブ、防御率3・21。

引退発表の声明で、ヘレーラは「ドミニカから来た少年を信じてキャリアをスタートさせてくれたロイヤルズに感謝したい」と述べている。