MLBは20日、18日のホワイトソックス戦で故意に打者に投球したとしてツインズの救援右腕タイラー・ダフィー(30)に3試合、ロッコ・バルデリ監督(39)に1試合の出場停止と、それぞれ罰金処分を科した。

ダフィーは18日のホワイトソックス戦の7回、4番メルセデスの背後を通る球を投げ、バルデリ監督とともに退場処分を受けた。メルセデスは前日に野手登板相手にカウント3-0から本塁打を放ち、不文律を破ったため報復を受けたとみられる。

なお、この試合後にホワイトソックスのラルーサ監督がメルセデスについて「(前日のホームランは)大きな間違い」と批判し、ツインズの判断は「問題ではない」と、報復投球を擁護するようなコメントをしたことで物議を醸した。ホワイトソックスの主将アンダーソンとメルセデスはSNS上で暗に同監督に反発するような投稿をし、元ヤンキースのC・C・サバシア氏は自身のポッドキャストで禁止用語を連発しながらラルーサ監督を非難した。

ダフィーは異議申し立てを行い処分が2試合に軽減され、20日のエンゼルスとのダブルヘッダー第2試合と21日のインディアンス戦、バルデリ監督はダブルヘッダー第1試合で処分が適用される。