マーリンズのコーチを務める元日本ハム監督のトレイ・ヒルマン氏(58)が、球団に辞任を申し出たと22日付のMLB公式サイトが伝えた。2019年にマッティングリー監督の下で入閣し、今季から三塁コーチ兼内野守備インストラクターを務めていたが、他球団への移籍を視野に、辞任するという。

ヒルマン氏は2003年から2007年まで日本ハムの監督を務め、06年に日本一を達成。その後、米国に戻り、08年からロイヤルズ監督として3年間、メジャーで指揮を執った。コーチとしてはドジャース、ヤンキース、アストロズなどで活躍。17年から2年間は韓国プロ野球SKで監督を務め、2年目に外国人監督としては初の優勝を果たした。