元巨人のアルキメデス・カミネロ投手(34)が現役引退を表明したと、中南米メディアが11日、伝えた。

カミネロは2013年にマーリンズでメジャーデビューし、3球団で4年間プレーした後、16年オフに巨人に入団。1年目は抑えとして27セーブをマークし、6月14日のソフトバンク戦で山口俊、スコット・マシソンとともに継投ノーヒットノーランを達成した。2年間で1軍では77試合に登板し、4勝6敗、40セーブ、防御率3・18をマークした。

巨人退団後の19年にメッツとマイナー契約したがメジャー再昇格は果たせず、昨季はメキシカンリーグでプレー。今オフは故郷のドミニカ共和国冬季リーグに出場していた。メジャーでは通算149試合に登板し7勝5敗1セーブ、防御率3・83だった。今後はアストロズ傘下のマイナー球団で投手コーチを務めるという。