ブルージェイズが元オールスター選手、デクスター・ファウラー外野手とマイナー契約で合意したことが分かった。MLB公式サイトが関係者の話として報じている。

36歳のファウラーはカブス時代の2016年にオールスター選出、ワールドシリーズ制覇。カージナルスでプレーした19年にはキャリアハイの19本塁打を放ったが、エンゼルスに在籍した昨季は4月に前十字靱帯(じんたい)を断裂したため7試合の出場に終わっていた。通算成績は打率2割5分9厘、127本塁打、517打点、149盗塁。

ブルージェイズは先日に右打ちの長距離砲ランドル・グリチャック外野手との交換でロッキーズから俊足の左打者ライメル・タピア外野手を獲得。ただし外野陣はまだ手薄で、ブルージェイズはスイッチヒッターで実績のあるファウラーが昇格した際には19年の輝きを取り戻すことを期待するだろうと公式サイトは伝えている。