ドジャースの先発左腕クレイトン・カーショー(34)が、来春開催のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で米国代表入りを希望していることを明らかにした。ドジャースのニュースサイト「ドジャーブルー」が10日までにカーショーのインタビュー動画を掲載し、その中で明かした。

「その方向で取り組んでいるところ。代表入りできれば、大変名誉なことだ。サッカーW杯で米国代表が戦うのを見て、代表のユニホームを着て多くの人々の声援を受けて戦うことがどれだけ特別なことかを感じた」とコメント。「投球練習を開始したばかりなので、状態を見極めなければならない。(投手コーチの)マークや(編成トップの)アンドルーとも話さなければならないので、まだ正式に発表する段階ではない」としながらも、前向きに考えていることを明かした。

カーショーはメジャー15年で通算197勝87敗、防御率2・48、2807奪三振。今季は腰を痛め2度の負傷者リスト入りとなったが、22試合で12勝3敗、防御率2・28と好成績を残し、オフに来季1年契約で残留を決めた。

米国代表の先発投手陣にはカージナルスのウエインライトとマイコラス(元巨人)、ヤンキースのコルテス、ジャイアンツのウェブらも入る見込みとなっている。