来季総年俸がすでに3億5000万ドル(約490億円)を超えているメッツが、今度はリリーフ陣強化を目指しホワイトソックスの守護神リアム・ヘンドリックス(33)の獲得を狙っていると、20日付のニューヨーク・ポスト電子版が伝えた。

ヘンドリックスはメジャー12年で通算31勝34敗、115セーブ、防御率3・81をマーク。昨季38セーブでア・リーグのセーブ王に輝き、今季も37セーブを挙げた。来季は契約最終年で1400万ドル(約19億6000万円)の年俸となっており、ホワイトソックスが複数の球団からトレードの打診を受けていると伝えられている。

メッツは今オフ、千賀滉大投手(29)やジャスティン・バーランダー(39)を獲得し先発ローテを強化。同時に通算205セーブの抑え右腕エドウィン・ディアス(28)とリリーフ投手としては史上最高額の5年総額1億200万ドル(約143億円)と再契約。20日にはエースセットアッパーの右腕アダム・オッタビノ(37)と2年総額1450万ドル(約20億3000万円)で契約合意したと、複数の米メディアが伝えている。