オリックスからポスティングシステムでレッドソックスに入団した吉田正尚外野手(29)について、米データサイト「ファングラフス」の成績予測システムが今季成績として高い数字を予測した。

ボストンのスポーツテレビ局「NESN」の電子版が12日付で「ヨシダの予想成績は、レッドソックスファンを興奮させる」の見出しで記事を掲載。過去の成績と年齢推移による傾向から算出する「ファングラフス」の成績予測システム「Steamer」で、吉田は今季123試合に出場、打率2割9分8厘、19本塁打、87得点、62打点で、選手の貢献度を示す指標「WAR」はチーム2位の3・8をマークすると予測したことを伝えた。

記事は「メジャー全体を見ても吉田を超えるWARの外野手は13人のみ」と指摘。「評価が高すぎるかもしれないが、もし彼がリードオフの座を守り続けこの予測成績に近い数字を残せば、球団は賭けに成功したといえる」としている。